収録EP：「鳥になった少年/初恋」
PHILIPS / FS-1104 / 1969.12. 400円
♪いつでも少年は お祈りしたのです♪
♪大空自由に飛べる羽 ぼくにも下さいと♪
なぜか当時、心に響きました。少年の頃、誰でも、大空を自由に飛べたらと憧れるものなのかもしれません。その後、随分時がたって、赤い鳥の「翼をください」が大ヒットした時、「鳥になった少年」のパクリかと思ってしまいました。「翼をください」も好きな曲です。
収録EP：「虹をわたって/トンガリ屋根の教会へ」
CBSソニー / SOLA-47 / 1972.9.1(1972.6.21?)
歌はあまり上手でないかもしれないけど、私はけっこう好きです。中学時代、「十戒」だか何かの映画を、東中君と一緒に呉へ見に行った時、映画館内で流れてました。たぶん同時上映で「虹をわたって」をやってたんだと思います。当時、歌謡曲というものはラジオで聴くだけだったので、レコードのB面なんてほとんど聴くチャンスがありませんでした。非常に新鮮でした。
冷静に考えてみると、このレコードは「販売数：60.7万枚、オリコン最高順位：1位」と恐ろしいほど売れたのですね。
収録EP：「風に吹かれて行こう/あの人が好きなのに」
日本コロムビア / LL-10209-J / 1973.2 \500
つまらない悩み事を全て洗い流してくれる、癒し系の頂点に立つ歌です。今でもCDで入手可能なので、かなりメジャーな方かもしれません。
うちの奥さんが持っているPHSの着メロに入れています。気づいてくれたのは、ディズニーシー(ランド?)で花火を見ていた時に近くにいた人が一人と、娘の学校の親同士の集まりで一人、合計二人だけです。
収録LP：「神崎みゆき ファースト・アルバム」
キングレコード / SKD-1014 / 1973 2000円
♪見てて 見ててよ 本当に飛ぶんだよ♪
♪向こうの原っぱまで 飛ばすから みんな追っかけて♪
なぜか、このメロディは何十年たっても心に強烈に残っています。
LPレコードには曲毎に神崎みゆきさんのコメントが付いていまして、
『とてもいっぱいな音楽の想い出と恋の想い出がつまってる唄です』とあります。
収録曲を書いておきます。
SIDE 1：ゆう子のグライダー/放課後/坂道の唄/花束をもって歩こう/季節風の行方
SIDE 2：おばあちゃんお元気ですか(*)/雨雲の雨季/無賃乗車/歩きませんか/みっちゃんのげんつきばいく/季風哀誌
- 神崎みゆき/作詞,作曲 加藤ヒロシ/編曲 (*)岡田冨美子/作詞,加藤ヒロシ/作曲
- 神崎みゆき/歌,アコースティック・ギター,ハーモニカ
- 加藤ヒロシとそのグループ：
- 加藤ヒロシ/エレキ・ギター,スライド・ギター,マンドリン
- 金沢純一/ドラムス,トライアングル,ギロ,ジャパニーズ・ドラム
- ボブ・バージス/ベース
- 近田春夫/ピアノ,スピネット,ハモンド・オルガン,チェレスタ,クラベス,マリンバ,チャイム
- ロバート/フリューゲル・ホーン
- ヘンリー/オーボー
- ヘーデル/フレンチ・ホルン
SIDE 1：スコオプ/春を待って/さみしくなったら/さよならのじぐ/風速計の唄/外は雨
SIDE 2：青いじゅうたんの部屋へ/風のメルヒェン/下北沢/公通りの情景/ああちゃん/風速計の唄II
収録LP：「彼岸花」
/ / 1973.9.
♪はるばると帰って来たのよ ふるさとへ♪
きれいな声ですよね。数十年たった今でも、ラジオで聞いた歌声が、頭の中に残っているような気がします。彼岸花が咲く頃、ふるさとの両親の墓に、婚約者を紹介しに行くという内容の歌です。
収録EP：「愛してはいけない/月見草をくれた人」
ビクター / SV-2377 / 1973.9.25 500円
♪愛しては 愛しては いけない人なんだぁ～♪
これまた、数十年たった今でも、ラジオで聞いた歌声が、頭の中に残っているような気がします。
収録EP：「十七才の行進曲/ふるさとの草笛」
ポリドール / DR-1794 / 1973.9.1 500円
♪君たち僕たち17才 明日は今日より素晴らしい♪
歌って踊れるバトンガール、スター誕生でデビューした菅原昭子さんも、いい声をしていました。
収録EP：「リルケの詩集/この花をあなたに」
CBSソニー / SOLB 113 / 1974.2.21 500円
♪リルケッのっ しっしゅう～は～ 今どっこぉにぃ～♪
チューインガムの歌では「チャップリンに愛をこめて」が最もお気に入りなのだけど、世界歌謡祭でグランプリを獲得する等、それなりに脚光を浴びています。それに対して、同じくらい好きな曲「リルケの詩集」はこれといった賞を(たぶん)もらっていません。この「リルケの詩集」ですが、最初、シモンズか誰かが歌っているものと思い込んでいて、長年、CDショップのシモンズのコーナーとオムニバスのコーナーをチェックしていたのですが、めぐりあえる事がありませんでした。21世紀に入り、やっとチューインガムというアーティストの曲だという事が判明し、矢継ぎ早にCD化が実現し、とても嬉しいこの頃です。当時、中学生と高校生の二人組が歌っていたというのですから更に驚きです。
収録EP：「逃避行/泪は紅い」
CBSソニー / ECLB-5 / 1974.2.21 500円
♪あの人から言われたのよ 午前5時に駅で待てと♪
'74年日本レコード大賞最優秀新人賞受賞曲。当時、ラジオでよく流れてました。今でもCDで入手可能なので、かなりメジャーな方だと思います。
『変イ長調は柔和なイメージがあり女性ボーカルに多用されているようです。』と、あるホームページに書いてありまして、「逃避行」も「トンガリ屋根の教会へ」同様、変イ長調らしいです。
収録EP：「いとこ同士/朝の電車」
キング / BS-1825 / 1974.4 500円
♪夏が来るたびに 思い出がふえる♪
昔、ラジオでよく流れてました。安井かずみ作詞、都倉俊一作曲の思わず口ずさみたくなるような歌です。「いとこ同士」は有田美春、「男どうし」は杉田二郎、もちろん全然違う歌です。
収録EP：「駐停車禁止/この世に生まれて」
キャニオンレコード / AV-38 / 1974.11 500円
この頃、なぎらけんいちの「悲惨な戦い」とか、つぼイノリオの「金太の大冒険」とか、ナンセンスソングが流行ってた時期がありましたが、これもその一つです。 当時、ラジオで流れているのをなんとなく聞いていたのですが、歌詞をよ～く聞いてみて、あまりのばかばかしさに笑いころげてしまいました。静炉厳さんのホームページで詳しく解説されています。
レコードの太田孝次プロフィールには、 「現職：定期使(便の間違?)トラック運転手(12時間連続飲まず、食わず、出さず運転)」 とあります。
収録CD：「思春期・前期」
COLUMBIA / 33C31-7412 / 1985.4.1
大林宣彦監督の映画「さびしんぼう」のエンディングテーマです。尾道を舞台にしたノスタルジックないい映画でした。元々ショパンの「別れの曲」が心に響く名曲で、それに歌詞を付けたものだから、映画を見終わった後もいつまでも頭の中に残っています。歌手の力量は関係ないです。このCDの10トラック目にも同曲・異歌詞の「もう一度逢いたい」というのも収録されています。これもなかなか良いです。
このCDを買った当時、まだまだアナログレコード全盛時代で、CDプレーヤーも10～20万円と高かった。誰かの家に遊びに行った時に聴かせてもらえる事もあるだろうと、とりあえずCDだけ先に買っておいた。
収録SCD：「愛が止まらない」
アポロン/ APDM-5001 / 1993.04.05 903円
仮面ライダーZOの主題歌です。映画を見た時、「こんな仮面ライダーって有り？？ なんか気持ち悪いなぁ」と思いましたが、歌がやたら印象に残っています。なんとなくWinkの歌と似ていますが、こちらの方が好きです。
収録CD：「正義は勝つ」-オリジナル・サウンドトラック-
マーキュリー・ミュージック・エンタテインメント / PHCL-5024 / 1995.12.13 2913円
織田裕二主演のテレビドラマ「正義は勝つ」のメインテーマです。弁護士姿の織田裕二がむちゃくちゃかっこ良かった。この番組は是非再放送してほしいのだけど、なぜか再放送されません。